fecc64d6.jpg宝塚バウホールにて、月組龍真咲と明日海りお主演の『二人の貴公子』を観てきました。

原作は、ウィリアム・シェイクスピアとジョン・フレッチャー
脚本:演出:小柳奈穂子
〈キャスト〉パラモン:龍真咲、アーサイト:明日海りお、エミーリア:羽桜しずく、テーセウス:萬あきら、ペイリトリス:磯野千尋、牢番:研ルイス、ヒポリタ:天野ほたる、医者:綾月せり、ピラマス役の役者で牢番の娘の求愛者:光月るう、王妃1:夏月都、劇作家:彩央寿音、牢番の娘:蘭乃はな、クインス:響れおな、王妃2:玲美くれあ、王妃3:琴音和葉、ボトム:貴千碧、フィロストラーテ:紫門ゆりや、巫女:麗百愛、巫女:咲希あかね、スナッグ:千海華蘭、兵士・侍女:真愛涼歌、巫女:花陽みら、フルート:星輝つばさ、兵士・侍女・蝶:愛風ゆめ、スナウト:天翔りいら、スターヴリング:珠城りょう。

あらすじは、公式サイトで。

私は、シェイクスピア作品は多分昨年観たStudio Lifeの『夏の夜の夢』以来です。でも、この『二人の貴公子』を観て…同じ登場人物が何人もいることに気付きました…。この作品は、最近になってシェイクスピアの作品と判ったそうなのですが…。昔の自分の作品をその時代や、役者に合った作品に作り変えたとか?フレッチャーとの共作らしく彼の現存する最後の作品とか。自分なりに想像してしまいました。

歌劇に、演出家の小柳先生の「演技をみせることを主眼においた作品を作りたい」というのが載っていましたが…龍真咲と明日海りおが、パラモンとアーサイトをぶつかりあい高め合うような役と重なるように演じていて、またセットとか見せ方がシンプルだけど面白くて…楽しめました。じっくりお芝居を観た感がありました。二人とも、歌が上手いですよ。龍真咲が、次回月組の『エリザベート』のルキーニ役でよかったと思います。明日海りおは、それでルドルフ役(遼河はるひ、青樹泉と役変わりで)なので、やはりとても楽しみです☆他の出演者も、よかったです。蘭乃はなちゃん目立ってました。姉妹でいい役きてますよね。お顔やはりほぼ同じにみえました。(当たり前か…)萬さんは、そのままギリシャ時代の人って感じに見えてさすが
スムーズな流れで、舞台挨拶などがあり幕となりました。龍真咲が、大方喋って明日海りおが、横で「はい、はい」っていってた感じでした。
 
シンプルっていってもやはり宝塚は、お衣装が豪華です。何回かお衣装も変わっていくし…。白のロングブーツがよく似あってました。けど…古代ギリシャにブーツってあったのかお?と思わなくもなかったですけどね。あの、アミアミのサンダルみたいなのを映画とか漫画とかでよくみたから、すり込まれているんですよ私は宝塚は、ビジュアル大切ですもんね。カッコイイのは言うまでもないですが。

幕間の周りのおばさま方の会話が面白くて…幕間はある意味笑いのツボの宝庫です。(お笑好きだからウケまくってしまう)そういえば、私が観劇した日は、年配の方が多かったです。
あと…舞妓さんと置屋のおかあさんのような方…観劇してみえましたが、関係者の方なんでしょうか?みんながこぞって携帯で撮ってましたけど。

お席は、友会のお席のわりにうしろだったけれど…問題なしです。小劇場だからどのお席でもよくみえます。

(2009年3月24日14:30の公演を宝塚バウホールにて観劇)
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