観劇の覚書、ずいぶん放置でした。ぃゃ、記憶が薄れる前にと思いつつ…現実が厳しくて、身体を休めることを優先していたというか。誰かのためではなく自己満足の世界なので〜ゆるゆる気ままに…。
『オネーギン―あるダンディの肖像―』
原作:アレクサンドル・プーシキン
脚本・演出:植田景子
〈キャスト〉エフゲーニィ・オネーギン:轟悠、タチヤーナ・ラーリナ:舞羽美海、ワシーリィー・ニコラエヴィチ・オネーギン:一樹千尋、マリーヤ・オネーギナ:美穂圭子、ダーリャ・ラーリナ:麻樹ゆめみ、セルゲイ/コンスタンチン・ラフスキー:奏乃はると、ウラジーミル・レンスキー:彩那音、カテリーナ・ブノア伯爵夫人:花帆杏奈、ニーナ・グリュシンスカヤ:涼花リサ、ある革命思想家:緒月遠麻、ドミトリー・ラフスキー:蓮城まこと、アンドレイ・グレーミン公爵:香稜しずる、オリガ・ラーリナ:透水さらさ、14才のエフゲーニィ:彩凪翔/ほか
〈ストーリー〉ロシアの文豪アレクサンドル・プーシキンの韻文小説をミュージカル化。ペテルブルクで享楽的で憂鬱な生活を送るペテルブルク1の伊達男エフゲーニィが、久々に田舎の伯父の屋敷に滞在する。その隣家の地主の娘で聡明で純粋なタチヤーナは、エフゲーニィに恋文を送る。彼女に惹かれながらもその想いを受け入れなかったエフゲーニィ。タチヤーナの想いを断ち切らせようと彼女の妹でまた、幼なじみのレンスキーの婚約者でもあるオリガのダンスの相手をする。それがレンスキーの嫉妬心に火を付け、エフゲーニィに決闘を申し込む。それは、レンスキーの死という結果に終わり、混乱と絶望の中エフゲーニィは、放浪の旅に出るのだった。
五年後、黒海沿岸の町オデッサでリツェイの貴族学校時代の親友と再会する。彼は、自由主義者で、ロシア政府からペテルブルクから追放されていた。ある日、オデッサ社交界の華カテリーナのサロンで、革命派の若き将校達を紹介される。叔父の死をきっかけにペテルブルクに戻ると、思いもよらぬ人と再会してしまうのだった。それは、将軍の妻となり、美しいと評判のタチヤーナだった。エフゲーニィは、彼女への想いがつのり、何通もの手紙を送る…そして…。といった展開です。
オベラとかバレエとか映画とかで有名らしいけれど…。そして読書家でもないので、原作も未読、「ロシアの話か、陰鬱な感じなのかな〜」くらい何も情報なしで観劇。
どうもただの恋物語だけではない深みのある展開でした。
轟さんは、さすが長年培ってきた力量を感じさせます。どんな小さなフリでも見逃せない。衰えを知らない美貌。歌。
みみちゃん、いいんじゃないですか。つか、熱烈にみみちゃん応援しているんですよ私。歌もよかった〜。頑張ってた。この調子で精進してもらってジュリエット役で輝いてね!キムみみの並びが私は好きな人…。
ひろみちゃんとキタさん。なんとなく、ひろみちゃんの熱いお芝居久しぶりな感じがしました。ぃゃ…私カラマーゾフの時のひろみちゃんよかったな〜と思っていたので、今回いいもの観たな〜って感じでした。
キタさんは、ある革命思想家となっていて謎っぽくなっていたけれど、この人がプーシキンとかゆーんじゃないの?と思ったらそうだったです。
14才のエフゲーニィ役の彩凪翔くん、いいな〜!
そういえば、14才の彼の初恋の相手はナターリアでしたっけ。ナターリアってプーシキンの妻の名と同じみたいですね。
エフゲーニィの恋人の一人だったニーナや、カテリーナ伯爵夫人も好演。
各々が歌う場面ありで、皆さんよかったです。かなり仕上がっている感。
きんぐ達、革命思想の将校さん達もよかったけど、その父の歌、なんか心惹かれてみていたような(私が)。歌うまいんだもん。
お芝居のあとフィナーレ付きで、ダンスとかあって…轟さんひろみちゃんキタさんみうとくん…、う〜ん、忘れてしまいましたわ。娘役さんのおさえめの赤と黒のひざ丈くらいのお衣裳だけが記憶に残っています。
で、轟さんとみみちゃんのデュエットダンスがあって。
役のお衣裳で出てきて幕でしたかね?
で、カテコ1回ありました。
「あたたかい拍手ありがとうございます。本日はご観劇まことにありがとうございました。」と、轟さん挨拶。目に光るものがありましたよ。
記憶力悪くて、忘れていること多々ありで、まともに覚書できないです。
それに、映画とか原作とか知らないので比べようもない私で^ロ^;続きを読む