先日、友人に観るように、薦められまして。
そして、実は、その数日前にも、あることがきっかけで観なくちゃなと思った映画でしたので、友人がそれを話し出した時、内心なんてタイムリーなんだろと思いました。
知的障害をもつ、本人と親と兄弟家族が、背負ってしまう現実。
普段から、心の中にうずく様々な問題を、一般世間に理解してもらうために、制作されたのかしら?
親亡きあと、その残された障害をもつ子供の運命を憂い悩む親をどれほどみてきたことか。
あの人たちを理解し、時には導き、見守ることのできる人は、懐の深い人としてのセンスよい人。
苦労も知らず、ぬくぬく生きて、まあ、お気の毒ね〜なんて、のたまっている人には、ぜーったい理解できない。でも、私達には関係ないわとかいってると、ある日突然そんなリアルが待ち構えているかも?
心のある深い考えをお持ちの方が、この人達の現実に理解をしてくれたら…。
いつの日か、親は先に死んでしまうけれど、ちゃんとこの子は周りに支えられて生きていけると、安心できる社会になればね。
しほりちゃんみたいな感じの子や、ひまわり荘の住人さん達ような人を何人も知っている私としては…。辛いものを直視したようなもの。
橋本愛ちゃん、いつも人形のような美少女と思っていたけれど、想いや憤りが溢れて、私はいいものみたと思いました。
愛情いっぽん役竹中直人氏、もう、わかりすぎるくらいわかる…。
そして、そうならない未来が、この先まっていてくれたら…。