ちょ〜気まぐれ日記〜ひじりんの私的覚書〜

独り言、お茶話、スイーツ話、観劇・鑑賞話、HPの更新情報、私信等々…ちょ〜気まぐれなひじりんが気の向くままに書き綴った駄文

彩那音

10観劇30 雪組『オネーギン―あるダンディの肖像―』を観劇

50833ad3.jpg
観劇の覚書、ずいぶん放置でした。ぃゃ、記憶が薄れる前にと思いつつ…現実が厳しくて、身体を休めることを優先していたというか。誰かのためではなく自己満足の世界なので〜ゆるゆる気ままに…。


『オネーギン―あるダンディの肖像―』
原作:アレクサンドル・プーシキン
脚本・演出:植田景子

〈キャスト〉エフゲーニィ・オネーギン:轟悠、タチヤーナ・ラーリナ:舞羽美海、ワシーリィー・ニコラエヴィチ・オネーギン:一樹千尋、マリーヤ・オネーギナ:美穂圭子、ダーリャ・ラーリナ:麻樹ゆめみ、セルゲイ/コンスタンチン・ラフスキー:奏乃はると、ウラジーミル・レンスキー:彩那音、カテリーナ・ブノア伯爵夫人:花帆杏奈、ニーナ・グリュシンスカヤ:涼花リサ、ある革命思想家:緒月遠麻、ドミトリー・ラフスキー:蓮城まこと、アンドレイ・グレーミン公爵:香稜しずる、オリガ・ラーリナ:透水さらさ、14才のエフゲーニィ:彩凪翔/ほか

〈ストーリー〉ロシアの文豪アレクサンドル・プーシキンの韻文小説をミュージカル化。ペテルブルクで享楽的で憂鬱な生活を送るペテルブルク1の伊達男エフゲーニィが、久々に田舎の伯父の屋敷に滞在する。その隣家の地主の娘で聡明で純粋なタチヤーナは、エフゲーニィに恋文を送る。彼女に惹かれながらもその想いを受け入れなかったエフゲーニィ。タチヤーナの想いを断ち切らせようと彼女の妹でまた、幼なじみのレンスキーの婚約者でもあるオリガのダンスの相手をする。それがレンスキーの嫉妬心に火を付け、エフゲーニィに決闘を申し込む。それは、レンスキーの死という結果に終わり、混乱と絶望の中エフゲーニィは、放浪の旅に出るのだった。
五年後、黒海沿岸の町オデッサでリツェイの貴族学校時代の親友と再会する。彼は、自由主義者で、ロシア政府からペテルブルクから追放されていた。ある日、オデッサ社交界の華カテリーナのサロンで、革命派の若き将校達を紹介される。叔父の死をきっかけにペテルブルクに戻ると、思いもよらぬ人と再会してしまうのだった。それは、将軍の妻となり、美しいと評判のタチヤーナだった。エフゲーニィは、彼女への想いがつのり、何通もの手紙を送る…そして…。といった展開です。

オベラとかバレエとか映画とかで有名らしいけれど…。そして読書家でもないので、原作も未読、「ロシアの話か、陰鬱な感じなのかな〜」くらい何も情報なしで観劇。

どうもただの恋物語だけではない深みのある展開でした。

轟さんは、さすが長年培ってきた力量を感じさせます。どんな小さなフリでも見逃せない。衰えを知らない美貌。歌。

みみちゃん、いいんじゃないですか。つか、熱烈にみみちゃん応援しているんですよ私。歌もよかった〜。頑張ってた。この調子で精進してもらってジュリエット役で輝いてね!キムみみの並びが私は好きな人…。

ひろみちゃんとキタさん。なんとなく、ひろみちゃんの熱いお芝居久しぶりな感じがしました。ぃゃ…私カラマーゾフの時のひろみちゃんよかったな〜と思っていたので、今回いいもの観たな〜って感じでした。

キタさんは、ある革命思想家となっていて謎っぽくなっていたけれど、この人がプーシキンとかゆーんじゃないの?と思ったらそうだったです。

14才のエフゲーニィ役の彩凪翔くん、いいな〜!
そういえば、14才の彼の初恋の相手はナターリアでしたっけ。ナターリアってプーシキンの妻の名と同じみたいですね。
エフゲーニィの恋人の一人だったニーナや、カテリーナ伯爵夫人も好演。

各々が歌う場面ありで、皆さんよかったです。かなり仕上がっている感。

きんぐ達、革命思想の将校さん達もよかったけど、その父の歌、なんか心惹かれてみていたような(私が)。歌うまいんだもん。

お芝居のあとフィナーレ付きで、ダンスとかあって…轟さんひろみちゃんキタさんみうとくん…、う〜ん、忘れてしまいましたわ。娘役さんのおさえめの赤と黒のひざ丈くらいのお衣裳だけが記憶に残っています。
で、轟さんとみみちゃんのデュエットダンスがあって。

役のお衣裳で出てきて幕でしたかね?

で、カテコ1回ありました。
「あたたかい拍手ありがとうございます。本日はご観劇まことにありがとうございました。」と、轟さん挨拶。目に光るものがありましたよ。

記憶力悪くて、忘れていること多々ありで、まともに覚書できないです。
それに、映画とか原作とか知らないので比べようもない私で^ロ^;続きを読む

09観劇39雪組『情熱のバルセロナ』『RIO DE BRAVO!!』名古屋一回目観劇

85f22030.jpg

bfef15c9.jpg



雪組は、全国ツアー組とバウ組、あとDS組に別れて活動中です。

名古屋は、中京大学文化市民会館オーロラホール(4階席まである)にての公演は、三日間6回の上演でした。
私は、その一日目のマチネとソワレの2回観てきました。

ミュージカル・ロマン『情熱のバルセロナ』―スタンダール作「パルムの僧院」より―

脚本:柴田侑宏
演出:中村一徳

<キャスト>フランシスコ・ラフォーレ侯爵(青年貴族):水夏希、ロザリア・ジサント(ジサント将軍の娘):愛原実花、ルイス伯爵(宰相):彩吹真央、エドワルド大公(バルセロナ領主):未来優希、ラファエル(自由主義の詩人でフランシスコの幼なじみ):緒月遠麻、エンリケ(酒場のダンサー):彩那音、カルロス(司法長官):奏乃はると、ジサント将軍:真波そら、リンダ・メレンデス公爵夫人(フランシスコの叔母):晴華みどり、ファノ(酒場のダンサー):大湖せしる、モニカ(ラファエルの妹):早花まこ、エリザベス大公妃:花帆杏奈、マチルダ(リンダの侍女でラファエルの幼なじみ):神麗華、セルバンテス伯爵:蓮城まこと、サンドロ(密偵):梓晴輝/ほか。

<ストーリー>スペイン・バルセロナ公国。神学校で四年間過ごしたフランシスコ・ラフォーレ侯爵が、後見人である叔母リンダ・メレンデス公爵夫人の待つ邸に帰ってきた。外見から麗しい青年貴族に成長したフランシスコにリンダは、叔母として以上の想いを秘めていた。リンダは、領主エドワルド大公主催の舞踏会にフランシスコを連れていく。
フランシスコは、そこでジサント将軍の令嬢ロザリアに出会う。二人はお互いに惹かれあうが、名乗ることもできずに…。
ある日フランシスコは、自由主義の詩人で友人のラファエルがバルセロナに戻っていると知り、彼に会うために下町の酒場へ出向いた。ラファエルと再会して、仲間達での宴の最中、ラファエルの妹モニカに誘われる ままに情熱的に二人で踊る。かねてからモニカに気のあったディエゴが嫉妬にかられ短剣でフランシスコに襲い掛かった。素手で応戦するフランシスコだったが、もみ合ううちにディエゴが自らの短剣で息耐えてしまった。そこへ駆け付けた司法長官の密偵によってフランシスコは殺人犯として投獄されてしまうのだった。叔母であるリンダは、宰相ルイス伯爵とは愛人関係で、エドワルド大公は、リンダを自分のものにしようと目論んでいた。宰相の地位を狙う司法長官達を使って、リンダを追い込むためにフランシスコは投獄されたのだった。
投獄先は、将軍の邸でもあるため、フランシスコとロザリアはそこで再会し、恋心がつのっていく。
ロザリアは、フランシスコの身を案じリンダに会うのだった。そして、リンダは、ルイス伯爵やロザリア、ラファエル達の協力を得て、脱獄計画を立て、それは成功し、リンダとフランシスコはルイス伯爵の用意した邸に…。
これ以上は、ネタバレなのでやめておきます。


1982年に大地真央、黒木瞳コンビお披露目の演目の再演。初演時のものを、今の観客が観ても楽しめるようにフランシスコとロザリア以外の人物に手を加えたそうです。ルイス伯爵が、二枚目の宰相となり歌まで付け、ラファエルは、フランシスコを愛している叔母リンダを想っている設定にして、人間関係に深みを出したとか。

歌は、情熱的で宝塚的なもので、いい感じでした。
水さんは、若い青年が情熱のままに行動するフランシスコだったし、ロザリアみなこちやんは可愛らしく娘らしく、清楚で。

ルイス伯爵のゆみこさん。確かに二枚目で、物腰やわらか。どこまで心の広い男性なんだろうと…。けど、苦しかったろうなと。だって結局、愛するリンダは、フランシスコの命を救うため大公に身を投げ出すわけで…。このあと、リンダとバルセロナを去るつもりで。宰相の椅子も投げ出して…。
結局、大公や司法長官達の思い通りに。
で、リンダさんの晴華さん。自分の身を差し出しフランシスコを助けたて。
まあ、処刑されるところだったわけたから、捨て身…になるかぁ。

ラファエルきたろうさん。熱い感じが似合ってます。

蓮城まことが、ロザリアの許婚で、ロザリアの気持ちを察して自分の領地に引っ込むいい人の役でした。続きを読む

09観劇29雪組『ロシアン・ブルー』『RIO DE BRAVO !!』2回目観劇

cea23d58.jpg

92842b25.jpg

7533adc2.jpg


257c5839.jpg

3d9b7b6a.jpg


d5ac1b23.jpg

aceede00.jpg




ほぼ一ヵ月ぶりの同じ演目の観劇でした。
<ストーリー>と<キャスト>については、公式サイトか観劇のカテゴリーの「09観劇25」をどうぞ。
続きを読む

08観劇35雪組『カラマーゾフの兄弟』を観劇(^_-)

3adf3896.jpg
ミュージカル『カラマーゾフの兄弟』原作:フョードル・ドストエフスキー
脚本・演出:齋藤吉正
亀山郁夫訳、光文社古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟1〜5』を参照。
作曲・編曲:手嶋民哉
作曲・編曲:手島恭子

<キャスト>ドミートリー・カラマーゾフ:水夏希、アグラフェーナ(グルーシェニカ):白羽ゆり、イワン・カラマーゾフ:彩吹真央、イワンの幻覚:五峰亜季(専科)、フョードル・カラマーゾフ:未来優希、スメルジヤコフ:彩那音、アレクセイ・カラマーゾフ:沙央くらま、カテリーナ:大月さゆ/ほか

雪組は、このカラマーゾフ出演のチームと、来年1月のバウ出演(音月桂主演)チームで上演、お稽古中なのではないかと思います。

『カラマーゾフの兄弟』って、知った時…すごく重くて難しそうな、底のみえなさそうなのを演るんだな…とちょっびり腰が退けそうになった私でしたが…そんな気持ちより、それだからこそ観てみたい気持ちがあり、友会のお席は見事ハズレたものの…eプラスでチケット取って行ってきました!

けれど、登場人物くらいは把握しておかないと…入りにくいかな?と思って、原作(新訳版)の、2巻途中まで読んだところで観劇日となりました^ロ^;
その時点では、まだ父フョードル・カラマーゾフは死んでいませんでしたが、重要なキャラは把握できていたので、長男ドミートリー中心に描かれわかりやすかったです。

ドミートリー(水夏希)は、衝動のままに動く長男、イワン(彩吹真央)は、怜悧な無神論者の次男、アレクセイ(沙央くらま)は、まだ、本来の自分に気付いていない、誰からも愛される修行僧見習いの三男。

ドミートリーは、カテリーナ(大月さゆ)という育ちのよい女性を婚約者にもちながら(カテリーナの父の窮地をドミートリーが自分のお金を渡して助けたことから婚約者となった)、父フョードル(未来優希)とグルーシェニカ(白羽ゆり)というある商人の囲われものの女性を取り合う状態。
イワンは、冷ややかにそんな父と兄を見ながらも、兄の婚約者カテリーナを想っているが、計算をして彼女を手に入れようと動き、また自分の幻影(五峰亜希)を見るややこしい性格。
アレクセイは、父からも、兄からも愛され、自身は修行僧見習いで神の存在を信じている。
そして…カラマーゾフ家の料理人のスメルジャコフ(彩那音)は、イワンに神髄している、かなり不気味な存在。彼の母は、彼を産んですぐに亡くなって、カラマーゾフ家の使用人に育てられたが、父はフョードルではないかといううわさが…。

とんでもない女好きの父と長男の確執や次男のややこしさ、ドロドロの家で誰からも愛され素直な三男、カテリーナとグルーシェニカの壮絶な言い争い…。
グルーシェニカも、昔の恋人が現われまた傷ついたりして、単なるお金目当ての女ではないという感じが見えて…。
父親殺しの罪をみとめてしまうに至るドミートリーの気持ち(台詞)がすんなり納得できて自分でびっくりしました。あ、真犯人は別にいるんですけど。
真犯人を知ったイワンの衝撃もドーンときましたよ!

うまく書けないですが…この初めてのミュージカル化は成功していると思いましたよ、私は。重いけど、帰りの足取りは軽かったですもん。

また、音楽がずーんと響いてきて…歌もよかったです。
フィナーレは少しだけ、ロシアの曲でいくつかダンスがあり、それも宝塚の楽しさ☆

そして、また役の衣装で出演者が登場。
カーテンコールは、2回。一回目水さんの挨拶は、もうほとんど忘れてしまいましたが、流暢に話されていました。「皆さんも衝動のままに、チケットをお買い求め頂きまたこちらに足をお運び下さい」みたいな感じだったでしょうか!?
2回目は「みなさんのその行動(拍手)は、まさに衝動でしょうか」みたいな感じでしたかしら。

水さんは、いつも感じよくていいですよね☆

あ〜全然まとまっていないですね。
あとで、追記、修正します。そして、軽くネタバレかも^ロ^;
(2008年12月16日火曜日14時開演、梅田芸術劇場シアタードラマシティにて観劇)
ひじりんです♪
ひじりんが、きまぐれに書き綴ったブログです。
小野不由美さんの作品のファンですが、宝塚歌劇団の観劇も好きです。
身の程をわきまえて自分が楽しめたらそれでよし!と思っています。周りからは、末期ファンと呼ばれています。
朝ドラも大好きです!









訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
Archives
Recent Comments
QRコード
QRコード