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かなりよかったです。
これ、映画のカサブランカに似たような場面がありました。
かなめさんは、もちろんですが、紅さん、すごかったです…。みやるりは、金髪になっていて、ナチスの将校。れみちゃんは、花で壮くんの側室のあとすぐ、組替えでこのバウ。休む暇なしな感じです。清楚な感じのしっかりもののナース。
かなめさんのエド、優しいから女性にモテモテ。

泣いている人多かったです。

そして満席でした。観客の年齢層高めでした。

さて。
故小原弘稔先生のレジスタンス三部作とかいうそうです。
ツーロンの薔薇→グランサッソの百合→リラの壁の囚人たち

物語の時系列としてはこの並びらしい。

上演順だと、月組リラ壁、雪組ツーロン、星組グランサッソ。


りかちゃんがエド、みっきーがピエール、まおくんがルネ。(かなめさん、イシちゃん、ゆりちゃんのお役だったのだな、すごい!)
みっきーは、演技派、そして見た目もかっこいい男くさい感じが素敵。まおくんは、これ昔ゆりちゃんがやったのかぁ〜とつい目で追ってしまった。頑張ってた。

パラディで、働くマリーは、はるこちゃん。このマリーを囲うつもりのナチスの将校がみやちゃん。この将校、マリーのこと本気で好きだったんだな…と感じたわ。

れみちゃんと、さゆみさんのシーンは、悲しかった
…。れみちゃんのひたすら耐えて尽くすのも辛いけど、戦争にいって負傷して車いす生活しか出来ず、愛する婚約者を守ることさえ出来ないのに、好きだからあきらめもできない、そしてれみちゃんに辛くあたる…そんなさゆみちゃんの慟哭がきこえるようだった。

結局、ヒロインのれみちゃんは、りかエドをかばって死んじゃう。それを、みて逆上したさゆみちゃんも撃たれて死んでしまう…。

もう、これ以上は胸が張り裂けるよぉ〜といった幕引き。

あ!しーらんの役も、悪役だけどよかったと思う。