妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)
妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)

著者:香月 日輪
販売元:講談社
発売日:2008-10-15

おすすめ度:4.5

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妖怪アパートの幽雅な日常〈2〉 (講談社文庫)
妖怪アパートの幽雅な日常〈2〉 (講談社文庫)

著者:香月 日輪
販売元:講談社
発売日:2009-03-13

おすすめ度:4.0

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妖怪アパートの幽雅な日常(10) (YA!ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常(10) (YA!ENTERTAINMENT)

著者:香月 日輪
販売元:講談社
発売日:2009-03-11

おすすめ度:4.0

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昨日の朝、この文庫本二冊(1巻2巻)、友人が貸してくれました。
あまりに読みやすくて…あっという間に、二冊読んでしまいまして。

ちょっと調べてみたら…単行本の方は、10巻まで出版されているらしく、それが最終巻のようでした…。

文庫版の、3巻が出たら友人から借りる予定です。(自分で買わないところがすごい)

稲葉夕士は、三年前に両親を交通事故で亡くし、親戚の家に引き取られていた。ようやく高校合格を機に学校の寮に入寮し、居づらかった親戚の家を出ようとしていた矢先、寮が全焼。新しい寮が完成する秋まで、いままで通り親戚の家に厄介になるのかと落胆するが、なんとか半年だけアパートを借りることにする。なかなか低家賃での物件が見つからず落ち込んで公園でうなだれていると、どこからか声が聞こえて…。
そして、何かに導かれるようにして彼が借りた部屋がある寿荘という大正ロマン風の古びたアパートは、別名「妖怪アパート」と呼ばれていた。

ってところから、始まりますが…。

この妖怪アパート、人間や幽霊や妖怪達が集い、「日常」からかけ離れた「日常」が展開していくってストーリーで。

人間、幽霊、妖怪がなんだか楽しく、そして思いあいながら日々過ごしていくのが、心地よい。
そして、激ウマ手料理を作るのは、賄いのるり子さん。彼女の作る料理の数々に毎回感動しながらガッツリ食べる住人達が、羨ましい…。た、食べたい私も…。かなり本気で!

お風呂は、地下の洞窟温泉。どうも別のどこかとつながっているらしい。

夕士くんの、成長物語なのでしょう。
子供向けなのかもしれないですが、大人だって楽しめます。というか、すっごく面白いです。

貪欲に単行本買って、先を読むのもいいですが…私は少しでも長く楽しみたいので、ゆるゆると読んで行ければいいな…と。
ま、目の前に続きの巻があれば、すぐさま読み耽るでしょうけどね^ロ^;