今回は、チニの初恋との決別の回…。

宴で、チニの水揚げを申し出たのはなんとウノの父だった。そういえば前回ウノの母がそんなこと頼んでいたような…。

躊躇いながらも、自分の髪飾りをウノの父に渡そうとするチニ。そのときウノがそれを止めに入るんだけど…自分の欲しいものは剣を交えて奪うものとペンムが剣をウノに渡すが、実の父に剣を向けるなど出来ないとわかっていてやったこと。結局ウノは、その場を引き、その夜仲間の童妓達とともに、名のある男達と共に一夜を過ごすことになったチニ。

当然、チニの相手は、ウノの父。そんな時、チニの母ヒョングムと親友のケトンが祝いの酒を持って現れ…眠り薬の入った酒のせいでウノの父は泥酔して眠ってしまう。そんな頃ヒョングムの理解者オムスは、ウノの家に行き、チニと逃げるようにすすめた。それをウノの母に見つかってしまい、雨の中、チニと駆け落ちする許しを請うのだった。チニも雨の中、待ち合わせの場所でウノを待つが…結局ウノは現れず…。

実は、ウノの母にこのことを知らせたのはペンムの仕業だった。

その日以来…チニは病みあがりだというのに、下働きをさせられ、ウノは重病に侵されてしまっていた。重病の身体をひきずってチニに会いにいくと、チニからウノが贈った指輪を返されてしまう。

ウノは死期を悟り、チニとの思い出の地で息をひきとった…。

親不孝な息子の葬儀など無用と、粗末な棺に納められたウノ。雨の中、それを下男のトクパル達が運ぶ。教坊の前を通りかかった時、荷車はピタリと動かなくなってしまった…。チニを想うウノの気持ちの現れなのか。チニがそれに気付き、ウノに語りかける…自分の上着を棺にかけ…。

そして、チニにさとされ、荷車が動き出した…。

チニは、これからは誰も愛さないと。そしてペンムを恨む。

ひたすら哀しい。ウノくんは、死んで終わってしまった…。ウノくん役は、チャン・グンソクくんです。

次回から、チニは名前が変わってます。壮絶なまでに美しい姿で、でてきます。全24話。